レゾンテック社は、電磁誘導の共振現象を利用したユニークな電子機器の開発・製造を手がける日本のベンチャー企業です。
レゾンテック社のコア技術は、電磁誘導の原理を基に並列共振回路を用いた、今までの定説を打ち破る技術革新を、長年の研究とノウハウによって実用化したRaisonAIR方式の特許技術です。
電磁誘導の効果と、磁界共鳴の効果が融合されたこの技術によって、多少離れていても、中心がずれていても、ワイヤレス給電ができる様になりました。
まだ開発中ではありますが、電磁誘導を使った振動発電にも注目しています。振動を再利用可能なエネルギーに変換することで、無駄に捨てられていたエネルギーを有効活用できます。しかも、エネルギー源はクリーンでありふれています。
タッチに加えて、スタイラスペンが使えることで、より自然で人間的なコミュニケーションの機能を提供できます。
“Hybrid TP Sensor”は、従来のタッチパネルの機能に加えて、バッテリーレスのスタイラスペンによるヒューマンインターフェイスを実現する透明センサーです。
電磁誘導方式にして、メタルメッシュの透明なフィルムセンサーで実現し、モニター画面の上に配置するので、従来のタッチパネルセンサーと同等の組み込みやすさです。
他の方式の場合、高価なフレキシブル基板(FPCB)でセンサーを構成する必要がありましたが、フレキシブル基板の代わりに、透明センサーが利用でき、更にタッチセンサーとハイブリット化ができる為、1枚センサーが必要なくなり、その分、コストダウンになります。
サイン認証用ペンタブレット
ワイヤレス給電は、様々な分野でニーズが高まっており、工場・物流・農業・養殖などでも有効に利用されつつあります。
これらの多くは人の手で充電をする必要がある、充電器の接触不良や故障が起こりやすいといった課題が見受けられます。その解決手段に、ワイヤレス給電(充電)がありましたが、十分な給電範囲と距離を持てなかった為、採用されにくい状況でした。
そこで、当社の特許技術によるワイヤレス給電を提供する事で、人の手を借りずに、充電して働き続けるロボットを容易に実現できます。
独自の特許技術、RaisonAIR方式は、従来製品より、約3~5倍の給電距離と給電範囲を達成
従来の製品は、給電距離、給電範囲が小さい為、 非接触としながらも、ほぼ接触式と変わらない性能でした。
レゾンテック社のワイヤレス給電の技術は、 フリーポジションに最も効果的・優位性の持つアプローチです。そして、複数台の同時給電を可能とします。
RST-P101
Stylus Pen Sensor Electromagnetic Analog Controller
電磁誘導方式のStylus Penセンサーと、静電結合方式のTouchセンサーのHybrid式透明センサーに適合した電磁誘導のアナログコントローラーです。
専用センサーからのアナログ信号を安定的に出力します。従来のタッチスクリーンと同等の組込やすさで、高性能なStylus Penを利用できます。